EVオリーブオイルとは?

エクストラ・バージン・オリーブオイルとは、酸度0.8%以下のオイルのことを指します。
化学分析と味覚分析による様々な評価項目をクリアして、味、風味ともに完璧で、欠点のない酸度0.8%以下のオリーブオイルのみがエクストラ・バージン・オリーブオイルに認定されます。
その中でもトレモリーノスのエキストラ・バージン・オリーブオイルは、オリーブの実をペースト状にすりつぶし、熱を使わずそのまま絞っただけの、いわばオリーブのフレッシュジュースのようなものです。

その為、0.25%という低い酸度を記録し、オリーブの実に含まれている栄養素が壊れずにそのまま残っています。
食材にこだわる日本人が、まだ到達していないと言われるのがこのエクストラ・バージン・オリーブオイルです。

オリーブの実の種類

・マイルドタイプ

 野菜料理から魚料理、パスタ料理までオールマイティーに使用できます。

 口当たり優しいマイルドな味わいです。

 甘みのある風味でクセがありません。 

・グリーンタイプ

 野菜料理に最適です。

 野菜やハーブをイメージさせる緑のある風味で、変化に富んだ様々な味わいが楽しめます。

・ストロング

 肉料理に最適です。

 力強く、スパイシーでクセのある味わいです。

体に良いと言われている成分

ポリフェノール

ポリフェノールは高い抗酸化作用を持ち、高血圧、動脈硬化に効果的です。

また冷え性に効果的と言われています。

ポリフェノールはオリーブの実が若いうちに搾油したもの程、含有量が多くなる傾向があります。

このポリフェノールがオリーブオイルの辛味の成分となり、辛みのあるオリーブオイル程、ポリフェノールを多く含んでいると言うことができます。

 

オレイン酸

オリーブオイルの70〜80%がオレイン酸からできており、善玉コレステロールを下げずに、悪玉コレステロールだけを下げる働きを持つ脂肪酸です。

悪玉コレステロールは動脈硬化などの心疾患の原因となります。

また便秘に効果的と言われています。

オリーブオイルを多く摂取する地中海地方の人に心疾患が少ないことから注目されました。

 

α-トコフェロール

ビタミンEの中でも最も活性酸素を抑える働きと抗酸化作用が高いものがα-トコフェロールとなります。

オリーブオイルに含まれるビタミンEは、ほとんどがこのα-トコフェロールです。

肌荒れに効果的で、老化の防止にも役立ちます。

精製処理を施したオリーブオイルは、残念ながらこうした栄養素を大幅に失ってしまうのです。

体に悪いといわれている成分

トランス脂肪酸

オリーブオイルには〝食べるプラスチック〟とまで言われるトランス脂肪酸が含まれておりません。

トランス脂肪酸は腸内にこびりつき、体への悪影響が報告されています。

食用油からオリーブオイルに使用する油を切り替えている人が増えている理由もここにあります。

 

コレステロール

オリーブオイルにはコレステロールが一切含まれておりません。

騙されてはいけない酸度調整

酸度

オリーブオイルは製造過程で非常に酸化しやすいオイルで、一度酸化をしてしまうと、苦みなどが生まれ、品質が落ちます。

つまりオリーブオイルの酸度は鮮度を表す大切な目安なのです。
しかし、化学的な製法で酸度を下げることが可能な為、市場での販売のことだけを考え、精製を繰り返し、酸度を下げる生産者が存在します。

酸度を下げる為の化学的な精製工程において、ビタミンやポリフェノールなどの有益な成分が取り除かれ、栄養価が大幅に低下してしまうのです。

勿論、アロマは消え、味も落ちてしまいます。
しかし、酸度を下げることは出来ても、下げることが出来ない5つの成分があります。

以下の5つの成分の数値が低ければ低い程、不要な酸度下げを行っていない、高品質なオリーブオイルであるということが言えます。

 

DK / K232 / K270

オリーブオイルに含まれる弱酸性物質を示したもので、数値が低ければ低いほど新鮮なオイルとなります。

 

過酸化物

オリーブオイルの酸の状態を示します。

酸は悪臭を引き起こし、数値が低ければ低いほど細胞に有害な弱酸性成分が少ないオイルとなります。

 

ろう

収穫されたオリーブはろう質に覆われています。

オリーブの木が環境から実を守る為に、自ら作り出した知恵です。

工場における搾油の際に、ろうがオリーブオイル内に溶け込んでしまう為、ろうの含量が少ないことは、オイルが最良の条件下で、また早い段階で抽出されたことを示します。

テイスティングのコツ

エクストラ・バージン・オリーブオイルは芸術品とも呼べるオイルなので、正しいテイスティング方法を知識として身に付けておくと、オイルの素晴らしさを楽しむことができます。

味わい・アロマを正しく味わうテイスティング方法

・テイスティング用グラス(上写真)、なければワイングラスを使用する

・手のひらで28℃くらいにオイル(グラス)を温める

・グラスの中でオイルを回し、空気に触れさせる

・口の両端から空気を入れながらテイスティングする

・口なおしには酸味で油を落とす役割を持つリンゴか、リンゴジュースを用いる